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「●●をすると●●になる」という、ウソかホントかわからない説を誰でも聞いたことがあるはず。
そんな説を聞くと、私たちはそれが先人から伝えられた知恵であっても、「どうせ迷信でしょ!」とあまり本気に取り合いません。


しかし、そんな一見根拠のなさそうな“迷信”の中には
「実は本当だった」というものが幾つもあるそうです。
ハワイのテレビ局『KITV』のウェブサイトの記事を参考に、そんな“ウソだと思っていた本当の話”をご紹介しましょう!

 

 

 

 

■1:リンゴを食べれば医者いらず!?

「リンゴは体にいい」という話はよく聞きますが、どのような根拠があるのでしょうか? 
英国アルスター大学の研究によると、リンゴに含まれる“フェノール”は、結腸がんから体を守るそうです。

また、米国コーネル大学の研究によると、1日にリンゴを6個食べることで、乳がんのリスクが大幅に減るとか。
6個食べるのは大変なので、ジュースにすると簡単に摂取できそうですね!

 

■2:熱いお風呂は不妊を招く!?

不妊の原因はいろいろ。
女性だけでなく、男性に原因がある場合も多いようです。

「男性が長く熱いお風呂に入ると不妊を招く」という話は聞いたことがありませんか? 
なんと1時間じっくりお湯に浸かっている人よりも、シャワーで済ませる人のほうが精子数が500倍も多くなるそうです。

 

■3:男の子だとお産が重い!?

妊娠中、「あら、赤ちゃん男の子なの?お産が大変になるわよ〜」などと言われたことがありませんか? 
そんなことを言われると「何の根拠があって!」と憤慨するかもしれませんが、どうやら本当らしいのです。

アイルランドで妊婦8,000人を対象とした調査によると、男児を出産する際は、出産に要する時間がより長く、妊娠・出産による合併症も、女児出産の際より多かったそうです。

 

■4:ガムを食べると内蔵にくっつく!?

小さい頃、ガムを噛んでいてつい飲み込んでしまったことがありませんか? 
そんな時、親に「ガムを飲むとお腹にくっつくよ!」と脅された、という方もいらっしゃるでしょう。

ただの脅しかと思いきや、ガムを飲むと本当に腸にくっついてしまい、腸がふさがる場合もあるそうです! 
とくに内蔵が小さい子どもは危ないそうなので、子どもにガムを食べさせるのはやめたほうが無難ですね。

 

■5:指しゃぶりで歯並びが悪くなる!?

子どもの指しゃぶり、クセになるとなかなかの困りもの。
通りすがりの人に「あら、指しゃぶってると歯並びが悪くなっちゃうわよ」なんて言われて「ウキーッ!」とカッカした、なんてこともあるでしょう。

しかし、実はこの説も正しかったのです! 
調査によると、4歳頃までには指しゃぶりをやめないと、歯茎やアゴ、永久歯の歯並びに悪影響が出るそうです。
気をつけましょう。

 

■6:満月の夜に発作が起こる!?

著者もこの説は聞いたことがありませんでしたが、お月様の神秘的パワーには、やはり人知でははかりしれないものがあるようです。

ギリシャパトラス大学が行った研究によると、満月の夜には病気の発作が起こる確率が格段に高くなるそうです。
用心したほうがよさそうですね。

 

以上、ただの迷信だと思っていたのに、実は本当だった、という言い伝えを6つご紹介しましたが、いかがでしたか? 
研究に頼ることなく、先人が観察して作られてきたさまざまな“言い伝え”には、実はたくさんの真実が隠されています。


「そんなこと言われたって信憑性ないし!」で片付けず、両親や祖父母から語り継がれる先人の知恵に耳を傾けてみましょう。