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本格的な夏を前に
「最近、なんか疲れてるな」
「体がだるいし、心もモヤモヤする」
という方はいらっしゃいませんか? 
もしかしたら、働きすぎ? 
それとも、生活習慣に問題があるのでしょうか。


疲れを取り除くには、まずその原因を特定しなければなりませんね。
そこで今回は、アメリカの健康専門誌『Health』の記事を参考に、“あなたの疲れの原因”かもしれない9個の項目をご紹介します。
何個か当てはまったら要注意です!

 

 

 

 

■1:運動不足

ジョージア大学の研究によると、「疲れてるから」とエクササイズしないのは、かえってさらなる疲れの原因になるそうです。

20分程度の軽いウォーキングやストレッチをするだけでも、寝つきがよくなるなどその効能はたくさん。何週間か続ければエネルギーが増したことを感じるはずです。

 

■2:水を飲まない

アメリカの研究者によると、水分不足だと体内の血液量が不足して濃くなり、心臓の働きに影響が出て疲れやすくなるそうです。

「水ぐらいで……」と言わず、会社でも自宅でも定期的に水分を摂りましょう。コーヒーやビールで代用しちゃダメですよ!

 

■3:鉄分が足りない

鉄分が足りないと体内の酸素供給がうまくいかず、エネルギーが低下してだるさを感じるそうです。

豆腐や卵、脂肪分の少ない肉類、豆類、ほうれん草といった色の濃い葉野菜など、鉄分の多い食材を積極的に食生活に取り入れてみましょう。

 

■4:完璧主義者である

なんでもきっちりやる性格の人が会社に1人は必ずいるものですよね。でも、人間誰しも完璧ではありません。完璧主義の人は、会社でも自宅でも気が休まることはなさそうです。

何事にも全力を尽くすのはいいこと。でも、“完璧になること”は無理だと悟り、息抜きも心がけましょう。そうでないと、周りの人々も疲れます。

 

■5:朝食を抜く

「ダイエット中だし」「朝は時間がない!」と朝食を抜いていませんか? そんな日は、かえって1日中だるい気分で疲れやすくなります。

毎日の食生活があなたの心と体を作っていくことを自覚して、朝食を摂ることを含め、体に十分な栄養を与えてあげてくださいね。

 

■6:ジャンクフードの食べすぎ

忙しくて時間がなかったり、イライラが溜まったりすると、ついジャンクフードに魔の手が……。

ジャンクフードは糖分や油分が高く、食べると血糖値が急激に上下して、かえって疲れやすくなるうえ、ダイエットの敵でもあります。

 

■7:“NO”と言えない

有給をとる先輩から「これもお願い」と山のように押し付けられる書類。こんな状況でつい「はい……」と言ってしまっていませんか? 
それではあなたが犠牲になってしまいます。

時間や能力、体力には限界があります。できないことはあらかじめ「協力はしますが、私ひとりではできませんので、課長に相談しましょう」などと言うよう心がけましょう。

 

■8:休暇中も仕事

せっかくとった休暇中、会社から電話。
「旅行先から仕事をする羽目に!」ということはありませんか? 
休み中はしっかり休まなきゃ、気が休まらず疲れがとれません。

Eメールも携帯も留守モードにして
「ただいま休暇中ですので、帰ったらお返事します」
とメッセージを残し、パソコンやタブレットは家に置いて行きましょう。

 

■9:寝る前にアルコールを飲む

「寝つきがよくなるから」と、寝る直前にワインやビールなどを飲んでいませんか? 
医師によると、アルコールは消化される際アドレナリンを分泌させ、夜中に起きてしまう確率が高くなるそうです。

アルコール摂取は、ベッドに入る3時間前までにしましょう。

 

以上、あなたが“いつも疲れている”理由かもしれない要因9つをご紹介しましたが、当てはまるものはありますか? 
まずはエクササイズや食生活など、簡単なものから改善してみることをおすすめします。
今夏のバケーションは、ゆっくり休んで疲れを癒してくださいね!